Precious Blog
2024年1月のメゾン・エ・オブジェ 〜 “家”という場所の再認識 〜
世界有数のインテリア・トレンドの発信地であり、毎年1月と9月の2回にわたりパリで開催されている「メゾン・エ・オブジェ」。
dhouseでは、ここのような世界的なイベントにも参加し、ホームオーナー様の家づくり、ライフスタイルづくりに還元してきました。
今年も1月に、メゾン・エ・オブジェに行ってきましたので、代表の本橋のレポートの一部をご紹介いたします。
|メゾン・エ・オブジェ(MAISON&OBJET) Jan. 2024.
まずは、今回のテーマや感じたことについて。
○ TECH EDEN: 未来のインテリア 持続可能性と地球の保護は本当に、イノベーションやデザインと連携できるというテーマでした。
答えはYESです。
○ 自然のつながり テックエデン 「敏感な冒険家」。
自然、テクノロジー、デザインの間の相乗効果し始めており、それが幸福の源であると考えています。
○ 動かない旅 まさに家庭の楽園である家は、個人的な逃避を通して、健康を刺激する繭(まゆ)のような聖域になりつつあります。(まゆの中にいる感じ=快楽)
家という場所はここまで重要と思われてきている。
持続可能的に地球を大事に継続的に生きていく。
また、家庭の楽園である家、家は繭に中にいるような快楽の場所となりつつある。
その家の暮らしを豊かにしていく、「モノ」と「コト」がメゾン・エ・オブジェの中から生まれてきているように思います。
「日本の家はもっと愉しくてよい」を実現していきます。
本橋
|展示から一部をご紹介
日本にはないカラーバランスです。この中にいると、豊かで落ち着ける空間に必要な「色を愉しむ」ことに気がつきます。
みなさんの家に、絵を飾る場所はありますか?
日本の住まいにも、もっとアートが取り入れられるといいなと、本当に思います。
イタリアンファニチャーです。絶妙なデザインと豊かなカラーバランス!
サスティナブルな再生素材を、こんなに鮮やかな素材に生まれ変える!
サステナブルというと、どうしても環境や機能の話にだけになりがちですが、持続可能性とイノベーションxデザインは連携できるのです。
こちらは、なんと造花です。パリジェンヌは造花と生花を本当にうまく使いわけます。
花は未来の道筋を創ってくれます。
本気で遊ぶことを教えてくれます。
こうやって豊かなlifestyleが生まれます。
|街へ
エッフェル塔に何度も誘われます。本当に美しい建築物です。
毎回伺うブルス・ドゥ・コメルス(Bourse de Commerce)。安藤忠雄さんの香りが漂う建築リノベーションです。
パリに行ったとき期は是非お立ち寄りを。
パリの百貨店「サマリテーヌ(La Samaritaine)」が2021年6月にリニューアルオープン。
日本の妹島和世さんらにより、16年に及ぶりノベーションが実現しました。日本人のクリエイティブには、本当にリスペクトします。
ル・コルビュジエの「ラ・ロッシュ=ジャンヌレ邸」。
1923年、この時代に新しいトライアルでできた住まいです。構造、カラーを含めコルビュジエは未来が見えていたのかもしれません。
何回伺っても新しい世界観を感じます。