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PH5の秘密の話

  • 家づくり
  • 建築・インテリア・デザイン
posted: 本橋利之 2020.11.28

ルイスポールセンを十数年にわたり取扱させていただいてます。

それはルイスポールセンジャパンの前社長が弊社にキャンティーレバーの椅子を買いに来ていただいたことから始まりました。

最初は何をしている人かわかりませんでした。

革の色が決まりイタリアにオーダーすることになり

始めて名刺を頂いたところルイスポールセンの日本の会社の社長ということがわかりました。

ルイスポールセンは勿論、以前から知ってはいましたが
まさかジャパンの社長が弊社に椅子を買いに来ていただけるとは。

この事がきっかけになりルイスポールセンを通じて照明を勉強する機会を得ました。

太陽の当たる時間の少ない北欧だからこそから生まれた照明論を。

太陽の時間の少ない家の中を豊かにする照明の話を共有する事ができました。

前回お話ししたph5はには特に引き込まれました。

ダイニングテーブルに座ったときに光がちょうど座った人の顔の部分に当たるように
計算した結果、円盤のようなあのデザインになった、とか。

円盤のようなアールの部分が、光をちょうどよく
座っている人の顔の部分に落とすために
対数螺旋曲線(たいすうらせんきょくせん)が生まれたり

長年、何度も失敗をしながら、考えられた角度であるとか。

家族が明るく健康的に見え、料理が新鮮で美味しく見えたり

限りなく太陽の光に近づけるようデザインされているとか。

などなど、

知れば知るほどドキドキ、ワクワクします。

たかが照明ですが、家を作る時には、この様な商品の背景なども共有しながら
新しい家での暮らしが豊かになってほしいと願いながらお打ち合わせが出来たらと思います。

家はもっともっと愉しくなります。