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根津美術館

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posted: 本橋利之 2019.07.05

こんにちは。本橋です。

 

先日、根津美術館へ行ってきました。

東武鉄道の社長などをつとめた実業家・根津嘉一郎氏が蒐集した、
日本・東洋のコレクションを保存、展示するためにつくられた美術館です。

日本古来の美術品が次々に海外へと流出していった時代、
「なんとか日本に残したい」という想いで、
根津氏が自らその作品を買い、諸外国への流出を防いでいったと聞いています。
その結果、数々の名作コレクションが根津氏の元に集まりました。

 

2009年には建築家の隈研吾氏の設計で、より近代和風な建物になりました。
入り口の通路には、京都から取り寄せた、相当に貴重な竹がふんだんに使われていて、
これがまたなんとも優雅な趣です。

 

さて、いま行われている企画展は「はじめての古美術鑑賞」。

 

 

こちらに行ってきたわけですが、
古美術は本当に奥が深く、大変むずかしいと思います。
根津美術館では、そのむずかしさをより分かりやすく解説してくれる企画展が定期的に開催されています。

ちょっと難しい“楽しみ”を、親しみやすく、わかりやすく。

今回も、展示を通しその作品の絵遊び的な奥行きを理解していくうちに、
なんだか昔のハイソサエティ―な方たちと時間を共有しているような気分になりました。

 

根津美術館は、弊社の青山事務所のすぐ近くなこともあり、
ちょっとほっとしたい時、美術館の庭に身をうずめにいくこともしばしば。

初めて訪れたときには、
この青山のど真ん中に、こんな世界が広がっているのかと驚きました。

 

行かれたことのない方は是非、足を運んでみてください。

「良いものに触れる、見る」ことも、
「毎日がちょっと素敵にときめく家づくり」の一歩。

日頃から、もっともっとたくさん「良いもの」を共有していきましょう。